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国土緑化推進機構 緑の募金 海外支援事業助成(2018)
フィリピンのコーヒー育苗による森林保全 (2018年度) 【終了しました】
フィリピンルソン島コルディリエラ地域には、多くの山岳先住民の人々が住んでいます。豊かな森と伝統文化を持ちながら、現金収入のために森を切り拓き野菜畑に転換してしまう人々が増えています。そこで、森の中に商品作物であるコーヒーの苗木を植えることで環境保全と経済基盤の安定の双方を満たす「アグロフォレストリー」をすすめるプロジェクトを実施しました。ベンゲット州にて、3か所のモデル苗畑を造成し、アラビカ・コーヒー10品種の育苗を種子から行い、地域ごとに適した苗木を見極めるところから始めました。
事業地:フィリピン共和国ベンゲット州 苗場:トゥブライ町アンバサダー村・アンボンドラン村, 森林整備:トゥブライ町アンバサダー村・アンボンドラン村、バウイ村、アトック町カリンキン村、マンカヤン町バリリ村
ルソン島の現地環境NGOのコルディリエラ・グリーン・ネットワーク(Cordillera Green Network)をカウンターパートとして、公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金 海外支援事業助成を頂き、事業を実施しました。
写真①更新剪定後発芽したコーヒーの古木 ②ポットに植え替えられたモンドノーボ苗木(アンバサダー村)③森林学部で学ぶ大学生ボランティアによるポットの土入れ作業(バリリ村) ④良質な苗木について説明するアブヤタール氏(カヤン村)