2020年度 国土緑化推進機構・緑の募金海外支援事業助成 「フィリピン・ベンゲット州における鉱山開発地域の森林再生事業」

フィリピン共和国ベンゲット州トゥバ郡において、鉱山開発の影響による生活用水と農業用水の不足という問題を解決するために、植樹によって環境再生を図りたいという地域の人々の声に応答し、国土緑化推進機構「緑の募金」の助成を受けて、2020年7月から、アグロフォレストリー手法の事業を実施しています。

現地からの報告はこちら            English Report  

1.トゥバ郡の有機農家組合(MOSFAI) のメンバーが所有する10ヘクタールの土地に8000本のアラビカ・コーヒーとハンノキ(Alnus)など4000本の日陰樹を、アグロフォレストリーの手法で植栽します。
2.コミュニティ共有地(水源地)の6ヘクタールに、アカギ(Tuai)、フィカス(くわ科)(Tibig, Mala)など7,000本の在来種と1,000本のコーヒーの苗木を植えます。
3.地域の小学校が所有する共有地1ヘクタールに500本のコーヒーと500本のシェイドツリーとしてハンノキの苗木を生徒たちとともに植えます。
4.コミュニティ内外の人に開放する、1ヘクタールのアグロフォレストリーモデルファームを定め、800本のコーヒーと500本のハンノキをシェイドツリーとして植えます。モデル農場は事業地のバランガイ政府と現地NGOが管理にあたります。
5.事業終了後に自主的に植樹を継続するために、苗場を建設し、5000本のアラビカ・コーヒーと5000本のハンノキを育苗します。
6.放置されているコーヒーの古木には更新剪定を行い、若返りを図ります。
7.環境保全、アグロフォレストリーの役割を知らせる講習会を受益者と住民、地域の小学校の生徒を対象に全4回開催する予定です。

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